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the roof is on fire

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■背中と左脇腹が痛い。

■過日。gigiにてよしえ女史とfolkenough井上くんのアコースティックライブをご鑑賞。とんち「抱きしめたい」壮絶カヴァーなどなど。なごむ。井上くんのギブソンのネックが折れて繋いで(?)えらいことになっていたのが面白かった(しかしすごく良い音という。恐るべしギブソン)。
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■世界恐慌・メラミン・相次ぐ名優の死などちっともいい事の無い秋の訪れを感じる今日この頃。天神ははやくもブーツ装備の女性が溢れ、日々「踏まれたい!蹴られたい!」と思いながら生きています。ブーツは二割り増しです。これ大事。

■発作的に本をまとめ買い。クレジットカードはべ、便利だなあ!しかし改装したジュンク堂はわかり難くて困る。

●不思議ナックルズ「日本“怪奇”伝説」…いきなりワゴン百円本。「生き人形」「津山三十人殺し」「山の牧場」といったド定番をなんとなくおさらい&新事実(実はそんなにあらへん)、という健全なブランチのお供に最適の一冊。しかし朝倉喬司先生の「」バキバキの文章はいつ読んでもカッコいいなあ!

●町山智浩「アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)」…けっこう探してヤットコ入手(どおでもいいが香椎駅の積文館はいつのまにか無くなっていて愕然)。
町山先生の久しぶりのUSAリポートを爆笑しつつやがて恐ろしくなりながら読む。
「キリスト教原理主義者による未成年への『絶対禁欲教育』(セックス禁止だから避妊も教えない)」「ゲイを弾圧する共和党の隠れゲイ議員を告発するゲイ活動家(ややこしい)」「ホワイトハウス晩餐会で本人の目の前でブッシュをコキおろすコメディアン(カッコいい)」といった瀕死の帝国アメリカの狂いっぷりを楽しく勉強できます。必読かと。しかしこのご時勢、ニッポンだってそのうちどうなるかわかんない。警戒せねばならぬことは山積みである。ファック!
余談ですが、おれはアメリカ二大政党を、「民主党がクリントン」→「民クリ」、そうじゃない方が共和党、と暗記しました。他意は無い。

●山城新伍「おこりんぼさびしんぼ (廣済堂文庫1)…伝説の書の復刻をついに入手。著者が「人生を乗っ取られた」ふたりの男・若山富三郎と勝新太郎についてこれでもかというくらい赤裸々に書き綴った奇跡の一冊。溢れる愛情と醒めた感情。爆笑しつつグッとくる極上の文章(登場人物のセリフの句読点・「間」が素晴らしい)にシビレまくり。コレはほんとうにすごい逸品です。見つけ次第保護してください。吉田豪の容赦ない解説文もコレはコレで「愛」!同時復刻「俺・勝新太郎」も欲しかったが売り切れ、と思いきやそういえば単行本を持ってたな、と家の本棚を探すも見つからない。なぜだ。ご存知の方はご一報くださいよ、と。

■正直さいきんは活字を読むのが非常に億劫というか苦痛で、「視力がどうとかっつーより脳味噌カビてんじゃねえの?おれ」と思っていたが、なんのこたあない、単純にオモシロイ本ならガンガン読めるんじゃん。と、スティーヴン・キング親父の新作を中断して、驚異の天才息子ジョー・ヒルの短編集「20世紀の幽霊たち」(これも次の機会にご紹介します)にズッぱまりの昨今。今夜も次回セミナーの準備は先送り、というワケだね。ふはははははははははははは

the roof is on fire by the dynamic three







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